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リハビリを終えて 「 ![]() オオワシは冬鳥。多くの大人のワシ達は一足先に北に向かいましたが、繁殖に関与しない若いワシ達は、まだ道内に残っている季節です。 |
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静かな湖畔 今回放すオオワシは、去年生まれの子供ですが、野生での生活を道内でしっかりと取り戻し、宗谷海峡を越えてロシアに渡ってもらうためには、ゆっくりしている余裕はありません。 野生復帰させる場所として、オホーツク海沿岸の小さな湖沼を選びました。オオワシやオジロワシに加え、カモやハクチョウなど、多くの渡り鳥が旅の途中に翼を休める静かな環境です。 |
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卒業おめでとう! いよいよお別れの時。最後に鳥の様子を確かめるとき、いつも思うことがあります。「頑張れよ!」という思いと、「死体や傷ついた姿で再びセンターに戻ってくるなよ!」という思い。複雑な感情を押し殺し、ついて出た言葉は・・・「もうお前に会いたくないぞ!!」 |
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再び元の世界へ ケージの扉を開けたにもかかわらず、ワシはなかなか外に出ようとしません。警戒心?それとも戸惑い? もう一度、中の様子を伺おうとした瞬間、オオワシは勢いよくケージの外に飛び出しました。 |
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まっすぐ前を見つめて 力強いダッシュと羽ばたきに、6キロ以上もある身体がフワリと浮き上がりました。上空で早くも風を捉え、落ち着ける場所を確認して方向転換!500m以上も離れたアシ原まで一気に飛んだ後、なめらかに着陸して辺りを偵察です。 | ||
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北の大空へ! 再び大空に舞い上がったオオワシは、信じられないことに湖を一気に横断し、対岸の森林地帯をも軽々と超えて、姿が見えなくなりました。 手に汗を握りながら見守っていた私達にも、ようやく安堵の時が訪れました。 |
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