日曜大工


 飼育個体のために止まり木作りを行いました。まずどこのゲージに置く止まり木なのか、どのくらいの高さ、大きさが必要なのかを考えます。そして素材を探します。今回はオオワシのゲージに入れる止まり木を作りました。これは木の表面の状態があまり良くなかったので、表面をはがしています。
巻く!


 ワシやシマフクロウの止まる部分には人工芝を巻きます。人工芝を付けるときは、結束バンドやカサクギを使用しています。注意すべき点は、巻いた人工芝がはがれないよう・浮かないようにすることです。隙間ができてしまうと、爪や羽を挟み怪我をしてしまうからです。
合体!


 表面を削った木を三本重ね、俵木を二つ作りました。そこに人工芝を巻いた木を付けます。木を付けるときに釘が出ていると怪我のリスクがあるので、釘を打つところは少しドリルで穴をあけへこませます。
完成


 完成しました。オオワシがピョン!と跳ねて乗っかることのできる高さにしました。高いところに飛ぶことのできない個体に使ってほしいなと思います。(執筆:丸山久美)