血液検査は大事な検査


今回は採血についてです。血を採ると言えば苦手な人も多いイメージですが・・・実はとっても大事なことです!
血液検査で、見た目にはわからない体の異常を知ることができます。
血液を採る


血液は首や足から採ることもありますが、今回は翼の下、人間であれば肘の内側にあたる場所から採血をします。
急に動き出さないようしっかりと保定してもらいながら、必要な分だけ採ります。

固まらないようにする


採血した血液は検査の内容によって処置の方法が変わります。
今回は血液が固まらないようにします。血液は時間が経つと固まってしまうので、それを阻止する薬剤が入っている容器に入れます。
検査の準備が完了!


容器に入れて薬剤と混ぜました。これで液体のまま保存することが出来ます。この血液を使ってどのような検査ができるのかは、次の機会にしたいと思います。
鳥の採血は大学で習った犬の採血とまた少し違っていて難しいですが、鳥の負担にならないよう手早く採血できるよう頑張りたいです。
(執筆:中村鈴夏)