このような悲しいお知らせをしなくてはならない日が、いつか来ることはわかっていました。

生まれつき脳に障害を持ちながらも、人間とシマフクロウをつなぐ親善大使として、環境教育の最前線で活躍していた“ちび”が9月4日19時過ぎ、この世を去りました。

先月下旬から食欲不振などの体調不良がみられ、反応の鈍麻化や瞳孔散大などの神経症状が日に日に顕著となり、最後は深い信頼関係を築き上げてきた渡辺獣医に看取られて旅立ちました。

2011年の春にヒナの状態で保護された“ちび”は、自然界では生きて行くことができないものの、多くの方々にシマフクロウの素晴らしさ、力強さ、そして温かさを伝え、シマフクロウと共に暮らして行ける自然環境の大切さを私達に教えてくれました。

大切な大切な、かけがえのないスタッフでした。

もっと一緒にいたかったという想いは尽きることがありません。喪失感にさいなまれ、立ち尽くしてしまいそうにもなります。

それでも、ありし日の姿を脳裏に浮かべると、シマフクロウ親善大使“ちび”の生きた証を次の世代に語り継いで行くことを彼から託されたように思えるのです。

猛禽類医学研究所はこれからも“ちび”とともに野生生物とのより良い共生社会を目指したいと思っています。

今まで“ちび”を応援してくださった多くの皆さま、本当にありがとうございました。

“ちび”に成り代わり、心より御礼申し上げます。
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