韓国釜山での護研修会
韓国・釜山の野生動物救護研修会
韓国の釜山で開催された、野生動物救護の講習会に、講師として参加してきました。会場は、渡り鳥の飛来地として有名なナクトンガン川の河口部に昨年設立された立派な救護施設で、治療や飼育のための充実した設備を誇ります。

真剣な眼差しで実習
多分野にわたる講義や実際に動物を使った実習が、2日間にわたって行われました。講習生の多くは韓国全土から集まった開業獣医師で、動物を扱う手際の良さはさすが臨床家です。写真はヤマドリを使った、骨折治療の実習風景です。

新しい技術の移転
皆さん非常に熱心で、とくに新しい臨床技術のデモンストレーションでは、写真のように多くのカメラやビデオに取り囲まれ、講師はもはや小さな失敗も許されない気分に。。。

やはり最後は心の交流
一日目の講習が終わったのは深夜10時過ぎ。それから街に繰り出し、未明まで懇親会です。テーブルに並んだ緑色の空き瓶のほとんどは焼酎のものです。それにも関わらず、翌朝の再開時間には皆さんキチンと集合し、そのタフさには舌を巻きました。
