秋のタカの渡り観察

執筆:佐藤潤一

当番日記

①今年も来ました測量山!

昨年に続いて今年も室蘭の測量山へ行ってきました!
秋は各地で南に向けて渡るタカを観察することが出来ます。
当日の天候は晴れ時々曇り。昨年はたくさんのタカを観察することが出来ましたが、今年はどうでしょうか?

②南下するタカを観察する

測量山に到着して観察を開始するとすぐに上空を旋回するタカを発見しました。写真のタカはオオタカの幼鳥。
この日はタカの群れが一斉に上昇してできる「タカ柱」は出来ることはなく、ぽつりぽつりと渡っていきました。
青空をバックに飛翔する猛禽類は美しいですね。

③種の識別練習

多くのタカが渡っていきましたが間近を飛ぶことはあまりなく、比較的遠い距離での観察となったため、バチバチの写真を撮ることはできませんでした。
しかし遠くを飛ぶタカを発見し観察することで、種を識別する練習になりました!
写真は右がオオタカで左がハイタカ。遠方を飛んでいると種の識別に不安があることがありましたが、今回たくさんのタカを観察することで自信がつきました!

④普段みない鳥も・・・

さて、ところは室蘭。普段生活している釧路からは300km以上離れているので、普段見ることが出来ない鳥も見ることが出来ました!
写真はハチクマというタカで、道東では珍しい猛禽類となっています。まじまじとハチクマを観察したことはあまりなかったので、とても感動しました!
春秋は鳥の渡りの季節なので、野鳥観察するにはオススメな季節です!

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