ハンモックだったオジロワシ
ハンモックだったオジロワシ
1年以上前、2019年の2月末に収容され、ハンモックで過ごしていたこちらのオジロワシを覚えていますでしょうか?(詳しくは当番日記「ハンモックのオジロワシ」をご覧ください)
左腕の骨折はうまくつながらなかったため野生に帰ることはできませんが、治療を終えた現在は入院室で生活しています。

ハンモックからの卒業
ハンモック生活が終了した後は、屋内のケージの中で起立する練習から始めました。
最初のころは、足にうまく力が入らず、立ち上がるのも一苦労。
起立させた状態で給餌を行うなどリハビリを続けました。
ある程度起立できるようになった夏頃から、歩く練習のために広い部屋へと移動しました。

自分でごはんを食べられるように
そして現在では自分の足を使ってごはんが食べられるようになりました。
しっかりと足で押さえて、嘴で引きちぎりながら上手に食べます。

日々、リハビリ
ごはんも食べられるようになり、また、歩行の姿勢も随分と良くなりました。
飼育の時には室内を歩かせて脚を使わせるようにしています。
しかし、今でもたまに転んでしまっていることがあります。
ハンモック時代からここまで回復しましたが、リハビリの日々は続きます。
