春の大掃除
スプリング ハズ カム♪
わたしたちの活動拠点である釧路にも待ちに待った春がやってきました!
桜の花こそこれからですが、フキノトウや土筆が顔を出し、ウグイスのさえずりも聴こえてくるほど暖かくなりました。

水を全部抜いて池掃除
シマフクロウ専用の大型ケージの中に、エサとなる魚たちが泳ぐ池があります。
冬の間にたまったがんこな汚れを洗い流すため、すべての魚を別の池に移動させ、スタッフ総出で大掃除しました。
まず池の水を抜きます。
次に底の石に付いた汚泥をこすって落とします。
そして池に水をはり、汚れを浮かせます。
また水を抜いて浮いた汚泥を流し、こびりついている汚れをこすります。
この一連の流れを何度も繰り返します。
一日ではとても終わらず、この掃除は数日間におよびました。

池の外堀も固める!
このケージの中には池のほかに木も植わっていて、より自然に近い環境になっています。
一方で、その落ち葉が池の底にたまり、汚泥の一因ともなっています。
そのため、池の中だけでなく、池の周りの落ち葉もかき集めることにしました。
非常に地味な作業ですが、一掃き一掃きに思いを込めて、掃除しました。

千客万来!
きれいになった池に水をはり、魚たちを戻しました。
心なしか、さらに活き活きとパワーアップしたように見えます。気の遠くなるような掃除をやった甲斐があったと感極まる瞬間です。
魚たちを戻して間もなく、ケージの主であるシマフクロウも池のほとりにやってきました。
しばらくケージの外から見守っていましたが、なかなかメニューが決まらない様子...気づけばランチタイム、空腹のわたしたちもその場を後にしました。
