入院部屋の掃除

執筆：辻真拓

部屋の掃除

今日はオオワシの診察があったため、その間に入院室の掃除をしました。
個体が居る傍で掃除をすると大きなストレスを与えてしまうため、基本的に個体の居ない診察中に行います。

糞尿や餌は日が経つと乾燥し落としづらくなるので、なかなか大変な仕事です。
だからと言って、汚れをゆっくり磨いていると処置中のオオワシが帰ってきてしまうので、丁寧ながらも急いで掃除をしていきます。

今回は留まり木や人工芝などもまとめて綺麗にしました。
鳥は糞尿を後方に勢いよくとばすので、床だけではなく留まり木や壁なども汚くなってしまいます。
留まり木の汚れがひどい時や劣化が激しい場合は自分たちで新しく作る事もあります。

今回は部屋を引っ越しするので、新しい部屋の準備をして終了です。
このオオワシは足の怪我があるため、できるだけ綺麗な部屋で過ごす必要があります。
このオオワシだけでなく、怪我に耐えている他の個体たちの為にも、掃除を一生懸命頑張っていきたいと思います！