新人職員と大掃除

執筆:野村奈央

当番日記

新人が加わりました

4月より猛禽類医学研究所に3人の新人が加わりました。よろしくお願いします!まず覚える仕事は保護個体の世話です。こちらはリハビリ中のオジロワシ。与えたばかりの餌を採りにやってきました。この個体は下嘴を失っているため小型のヤマメを選んで加えたのですが、こちらの配慮もよそに大きなウグイを掴んでいきました。

新年度の大掃除

新年度最初の大仕事はシマフクロウのフライングゲージ内の生簀の大掃除。生餌用の魚を全て別の生簀に引越しさせ、水を抜きます。

まだまだ寒い春

その後、底に敷いてある小石を掘り起こしながら水で泥を洗い流していきます。人工的に作ったため池なので、このような定期的なメンテナンスが必要になります。まだまだ4月の水は冷たいですが、作業をしていると自然と汗が出てきました。

季節の移り変わりも

なかなかの肉体労働です。ふと視線を上げるとゲージ内にふきのとうが顔を出していました。雪解けとともに春は歩みを進めているようですね。

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