追跡調査
Follow-up survey
放鳥後の安否確認と野生下における行動分析
猛禽類医学研究所では、救護された個体や学術目的の捕獲を行った個体を放鳥する際等にGPS送信機の装着を行っています。治療放鳥個体が自然界で自活できているか否かの確認の他、複数個体の野生下における行動などの生態情報をリアルタイムで収集・把握することで、事故などのリスクを事前に察知できるよう試みています。
また、このような追跡調査は、直接の観察だけでは追いきれない個体の動きの把握を可能にし、さらに調査を重ねることで集積した地理的・空間的なデータによって事故の傾向把握や原因究明が可能となり、事故を未然に防ぐ対策へつなげる事ができます。
