野生動物救護研究会
野生動物救護研究会って…?
7月6日と7日の2日間、帯広市で開催された野生動物救護研究会のフォーラムに参加してきました。この研究会は、獣医師や鳥獣研究者、広く一般の方も含めて野生動物の保護や救護に関心を持つ人々で構成されている団体です。毎年開催されるフォーラムでは、救護された個体に関しての症例発表や救護講習会などが行われます。今回、猛禽類医学研究所からも吉田(リハビリテーター)と武良が症例発表をさせていただきました。

発表はドキドキ…
今回発表した演題は、交通事故で収容されたオオワシの術後管理(武良)と、同じく交通事故で収容されたノスリのリハビリテーション(吉田)についてでした。解りやすく発表することは難しく、また発表自体もドキドキでしたが、携わった症例に関して発表という形で整理し直すことは、反省点や課題が明確になり、次への改善につなげるとてもいい経験になりました。

救護実習
2日目は、救護実習に参加しました。実際に手を動かして、正しい保定方法やテーピングのやり方、また給餌の際に必要となるカロリー量、必要水分量の計算方法などを学びました。参加者は総勢40名! 各グループに分かれ、ディスカッションをしながらの非常に楽しい実習でした。

終わりに
暖かい、アットホームな雰囲気の中で行われた2日間のフォーラムは本当に楽しく、沢山の新しい課題とまたがんばるぞ!というやる気を与えてくれました!
