12月ワシ達の収容状況

オジロワシ　成鳥

今回は12月に収容されたワシ達を紹介します。
1羽目⇒まず初めにオジロワシ成鳥のご紹介をいたします！
この子は12月中旬に、飛べないオジロワシがいると目撃情報が入り収容に向かいました。
診察したところ右翼が開放骨折しており、痛々しい状況でした。
センターに来た当初は元気がなく、ご飯を中々食べてくれませんでした…。
しかし、今では元気を取り戻し、お魚をたくさん食べてくれます！

オオワシ　幼鳥

2羽目⇒続いてはオオワシ幼鳥を紹介します！
この子も12月中旬に川岸に飛べないオオワシがいるとの通報を受け、関係者が見に行ったところ川に浮き、木に引っかかった状態で発見され、収容に至りました。
この子は左翼が開放骨折しており、数日経っている様子でした。
しかし、このオオワシ幼鳥はとても元気があり、私たちが何か作業をしていると興味があるのか覗き込んできたり好奇心も旺盛です！

オジロワシ　亜成鳥

3羽目⇒続いてはオジロワシ亜成鳥です！
この子は先ほどのオオワシ幼鳥と同日に収容されました。
風車の下で飛べないオジロワシがいると通報が入り収容となりました。
この子は収容された時には既に右翼の半分がなくなっていました…。
来た当初はうなだれていましたが、徐々に元気を取り戻し、今では他のワシ達に負けないくらいご飯をいっぱい食べてくれています！

オオワシ　成鳥

4羽目⇒最後はオオワシ成鳥です！
この子は12月下旬に駅付近で飛べないオオワシがいるとの通報が入り収容されました。
診察の結果、左脚が骨折し、左眼球に古傷がみられました。
治療し、まだ立てる状態ではないですが、食欲はとてもあり、早く元気になってほしいと願うばかりです。
このように様々な原因・状態でワシ達は運ばれてきます。
これらの原因が一つでも少なくなるように、そして状態が少しでも良くなるように、私たちは今後もワシ達とともに努めていきたいと思います！