いよいよ本番! 出張授業

執筆:堤百合香

当番日記

授業本番

前回の当番日誌で準備をしていた授業の様子を紹介します。
今回授業を行った中学校は、全校生徒が17名という小さな学校で、授業には全校生徒の皆さんと先生方が参加してくださいました。
まず初めに、シマフクロウの生態や彼らを取り巻く現状についての講話を行いました。
生徒の皆さんはメモを取ったり、大変真剣に話を聞いてくれました。

ネイチャーゲーム

シマフクロウの基本的な知識を入れてもらったところで、前回の当番日誌で紹介していたゲームの出番です。
「北海道の生物」というお題で、難しいものもあり答えを導き出すのに苦戦している子もいましたが、みんな和気あいあいとゲームを楽しんでくれました。

野生動物と自然のつながりを解説

今回のゲームの大きな目的は、北海道には様々な動植物が生活していること、それらの生物たちは、生息環境や食物連鎖などの面で少しずつでも関わりあって存在していること、そしてさらに、シマフクロウはそうしたつながりの指標となる大切な生き物であるということを理解してもらうことでした。
ゲームの後には、生息地のパネルや動植物のカードを用いて解説を行いました。

最後にブラッキー登場

解説の後には、渡辺獣医師からもっと専門的なDNAの多様性の話をしてもらいました。
そして授業の最後に、サプライズゲストとして、シマフクロウの妖精「ブラッキー」が登場しました。
写真では見えにくいですが、ブラッキーが皆に囲まれています…。
今回のように、実際に生徒たちの前で授業をするのはとても緊張しましたが、また機会があればぜひチャレンジしたいと思います。

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