まなトピアへ参加しました

執筆:中村鈴夏

当番日記

パネルの展示準備

11月11日と12日に、市内で行われた釧路市生涯学習フェスティバルまなトピア2017へ参加してきました。
当研究所は毎年参加していますが、私個人としては初めての参加です。10日は前日準備としてパネルの設置などを行いました。
去年の展示を参考にしながら配置を考えたり写真を選んだり、本物の羽根やぬいぐるみを置いてみたり、試行錯誤を繰り返しながらだったので時間もかかってしまい思いの外大変な作業でした。

展示の他にもレクリエーション

今回は展示の他にも、ワシの爪の石膏色塗り体験、ワシの塗り絵を行いました。
小さい子供たちが集まるイベントと聞いていたため、まずワシに興味を持ってもらおうと思ったことがきっかけです。
爪の石膏は、本物のオジロワシの第一指から型を取り、そこに石膏を流し込んで固めたものです。ワシの爪が大きくて鋭いことを、実際に見て学んでもらいたいと思い製作しました。
本物のワシのような色にしたり、自分の好きな色で塗ったり、十人十色の爪が出来上がる様子は見ていてとても楽しかったです。

塗りながらワシのお勉強

塗り絵は翼の無いワシや、感電対策器具のバードチェッカーの色塗りをしてもらうことで、研究所で終生飼育しているワシや、感電対策の試みを知ってもらいたいと思い、写真を見せたりお話を聞いてもらいながら塗ってもらいました。
中には一緒に来ていたお父さんお母さんも真剣に話を聞いて、質問までして頂ける場面もありました。
大人から子供まで、身近に起きているワシたちの問題を知ってもらう為には、この様なイベントで広めていくことが大切だと感じました。

ワシについてのお話会も

イベントでは毎回お話会も行っており、今年は「釧路のワシ達」という題名でお話しました。
釧路市の人が集まるイベントだったので、釧路市内でも見ることのできるワシと、その見分け方などをクイズを混ぜながら発表しました。
内容は小学生くらいの年齢向けに作成したのですが、大人から子供までたくさんの人が聞きに来てくれました。
今回のお話会や展示、レクリエーションが、当研究所やワシなどに興味を持つきっかけとなってくれるといいなと思います。

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