春の日常
ようやく、ですね
待ちくたびれて、忘れたころに咲いていました!こちらはセンターの山桜(5.15撮影)関東ではソメイヨシノが主流ですが、北海道は山桜のほうが多いのだとか。開花と同時に赤い葉も芽吹くのが山桜の特徴ですね。八重桜や枝垂れ桜などと同じく、ソメイヨシノよりも平均開花日が遅いのも特徴。それにしても、長いこと待ちました。

芽吹き
さまざまな種類の花が咲く中、水面下でも季節の変化が。何が写っているかわかりますか?エゾアカガエルの卵とオタマジャクシです。少し見づらいですが、ボウフラを食べている様子が観察されました。これから蚊の多くなる季節、ヒトの生活のためにはボウフラを食べつくしてくれるとありがたいのですが…

訪問者
キタキツネがやってきました。体の大きさから、去年生まれた子だと思われます。あまりよろしくないことに、警戒心が少し薄いようです。人を見ても逃げずにいました。かわいいと感じるのは禁じえませんが、複雑な気持ちがします。

洗濯物も
傷病鳥の治療とリハビリだけがセンターの仕事ではありません。既に死亡して運び込まれたものや、治療したものの残念ながら死んでしまった個体などは解剖を行います。死亡原因を突き止めることで、根本にある問題点を解明し、今後につなげていくためです。前置きが長くなりましたが、解剖が立て続けにあった日は洗い物もたくさん!天気のいい日には術着と白衣が気持ちよく翻っています。
