オジロワシ「友ちゃん」のペリット

執筆:研究員

当番日記

オジロワシの「友ちゃん」は、ヒナの時に何らかの理由で巣から落下し、その際に肘関節を損傷した影響で飛ぶことが出来ません。

現在、終生飼育個体として釧路湿原野生生物保護センターで過ごしています。

友ちゃんの部屋の掃除をしていたら、室内でこんなものを発見!!

 

友ちゃんが吐きだしたペリットです。

(※ペリットとは、鳥が食べたもののうち、消化できなかった部分を口から吐きだした塊のことです。

猛禽類は肉食なので、主に獣毛や羽毛、骨などを吐きだすことが多いです!)

 

ペリットを友ちゃんに見せると・・・

 

興味津々・・・???

 

「なにそれ!?」

と言わんばかりに首をしきりに動かし、ペリットを凝視していました・・・。

いやいや君が出したものだよ!、とつっこみたくなりました(笑)。

 

ヒナで収容されたのが2022年。センターに来て今年で4年目ですが、

幼い頃と同じように、まだまだ好奇心が残る友ちゃんでした!

 

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