ミサゴを放鳥

執筆: 

保護した鳥(猛禽類)

治療の結果回復

 釧路市内で保護されたミサゴ。傷付いた原因は交通事故ではないかと思われました。 治療を行い、リハビリを続けていたところを順調に回復し、ゲージ内でホバリングをするほどの器用さも見せてくれました。その後、屋外で飛翔確認を行った後、放鳥することを決定しました。

外部計測

 放鳥前に個体の体重や大きさ(全長や翼開長など)などを計測するほか、換羽状況や虹彩の色も記録します。

足環による標識

放鳥する個体に標識リングを装着します。このミサゴは保護収容されたので、保護鳥標識記録として残ります。リングには識別番号がついているもので、別の場所で見つかったと時などに個体の行動がわかる目印です。。

無事に放鳥

 収容地近くの安全な場所で放鳥しました。大空に向かって元気よく羽ばたいて行く姿を見送りながら、二度とセンターに戻ってこないようにと願いました。

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